さて一通りルールについてわかったところで対局するにおいて大事なものがあります。もちろんわかりますよね。
そう、それは『マナー』というものです。せっかくルールを覚えていざ対局してみてもマナーが無いのであれば相手に不快な思いをさせてしまうかもしれません。
囲碁は対局者があってはじめて成立するゲームです。相手のことを思いやる気持ちが大切です。
では、紹介していきます。
まずは対局前。
・対局者にしっかりと挨拶をしましょう。
ネット碁のように顔が見えない相手でもそこにいるのは人間なのですから挨拶はきちんとしたほうが良いです。
何もないまま打つよりも「よろしくおねがいします」の一言があったほうがはるかに良いです。
次に対局中。
・待った(一度打った石の打ち直し)はしない。
対局前にあらかじめ決めているのではないかぎり、基本的に待ったは禁止です。
・碁笥に手を突っ込んで石をガチャガチャいじらない。
対局中は集中できるように静かにしなければいけません。
石に触れるのは打つ直前にしましょう。
そして対局後のマナーです。
・最後にもしっかりと挨拶をしましょう。
挨拶のタイミングとしては終局後、勝負の結果が出た場合、もしくは盤上の石を碁笥に片付けてからそれを盤上に置いたときです。
どちらが正しくてどちらかが間違っているということはない・・・と思います。
お好きなほうをお選び下さい。間違ってもタイミングを逃したから言わずにはいないでくださいね。
また上記以外には対局者というよりは観戦者のマナーというのもあります。
・対局者に助言したりしない。
待ったと同じようにあらかじめ取り決めがないのであればしてはいけない行為です。
以上が基本のマナーです。
他にもいくつかはありますが、それは一般常識に近いのでここで説明するまでもないことと思います。
対局するならやっぱ楽しい方がいいですよね。そのために必要なのがマナーなのでしっかりと守っていきましょう。