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囲碁のルール

石の打てない場所

前回は石の打ち方を説明しましたが今回は石の打てない場所です。
といっても別にオセロみたいにマス目の中に打ってはいけないとかそういうことではありません。(汗

石の打てない場所はそこに打つと打った石、またはそれに繋がる石が取られる状態になってしまっている場合です。
俗に『自殺手』と呼ばれるものですが禁止となっています。
これも言葉よりも図で見たほうが早いので早速見てみましょう。


上の図だと黒は[J9]と[J3]には打てず、白は[C7]には打つことができません。
しかし例外があります。例えば黒が[J9]に打った場合に[H9]か[J8]の白石を取れる場合は自殺手にはならないので打つことができます。
どういうことかというのは下の図で説明します。


先ほどは黒は[J9]と[J3]に、白は[C7]に打てなかったのですが、今回はさっきと違って周りに色の違う石がいるために打つことができました。
ちなみにこのようにあと一手で相手の石が取れる状態を『アタリ』といいます。
将棋でいうところの王手に近いものがありますが、別にアタリになったからといって宣言する必要はありません。
次章は絶対に取られない石の形を紹介します。

囲碁のルール

INDEX
石の打てる場所・取り方
石の打てない場所
取られない石
劫(コウ)というルール
終局について
マナーについて