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囲碁のルール

終局について

さて囲碁のルールも本章で最後です。
ということで終局、つまり対局の終え方、勝負の判定方法を説明します。
まず囲碁はどうやったら終わりといえるのか。
それは双方がもうこれ以上打ってもしょうがないと思ったらです。
それはどんな状態かというと・・・
このように左辺が白、右辺が黒としっかりとわかれており黒が左辺に打っても生きる見込みは無く、白もまた右辺に打ち込んでも生きることは不可能です。startupmessage なのでこの対局はこれで終わりです。
パソコンを使ってネット対局しかしないというのであれば地の計算はコンピュータが自動でしてくれるのでよいのですが、もしそうではない場合は手動で数えなくてはいけません。
そのためには整地というものをしなくてはいけません。
普通は対局後の盤面は石がごちゃごちゃしていて地が数えにくい状態です。
それを数えやすくするために石を整理します。
というように黒2目差で勝ち・・・となるのですが実は囲碁というゲームでは先番の黒が有利という見方がありますのでその分ハンデを負わすというルールがあります。
それはコミと呼ばれるものです。コミは不利な白に最初から無条件で何目(普通は+半目)か持っているということにして終局時に白の地にプラスさせて計算して判定するというものです。
半目つける理由は引き分けを失くすためです。
例えば上図の場合白に2目半のコミをつけると黒29目、白29目半となり白の半目勝ちとなります。

これで囲碁のルールと呼べるものは一通り紹介したと思います。
・・・もし何か忘れていたら追記したいと思います。
文字で見ると多く見えるかもしれませんが、図で解説したことが根底的なルールという部分はおさえてあります。
直感的にイメージとして囲碁ってこういうゲームだったのかということが伝わっていれば幸いです。
しかしルールを覚えただけでは勝てないので布石や手筋、定石といったものもいくつか覚えていかなければいけません。
それはこのサイトでも取り上げていくのでもし良かったらそちらのほうも見てみてください。

囲碁のルール

INDEX
石の打てる場所・取り方
石の打てない場所
取られない石
劫(コウ)というルール
終局について
マナーについて