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布石

布石とは

布石とはよく家を建てる前の基礎工事として例えられることがあります。
というのも布石とはこれから行う一局の碁の形をある程度作り上げていくことになるからです。
碁の流れとして序盤は布石を行い、中盤に戦いが行われ、終盤にヨセと呼ばれるものを行います。
このように布石は最初にある大事なものです。
最初は適当に打っているように見えるかもしれませんが、慣れてくると一手一手どういう意味があるのかがわかってきます。
最初で大差をつけられてしまっては対局が進むにつれて気持ちが下がっていってしまいますしね。

布石の流れ

そうはいっても広い19路の碁盤上を見るとどこから打っていいのやらと思ってしまいますね。
そこで大まかな流れをご紹介します。
一般に布石では最初に隅、次に辺、そして中央へと広げていきます。
なぜ隅から始めるのかというと最終的に勝負の基準となる地を作るのが容易だからです。
ということで図で確かめてみましょう。

隅だと9目の地を作るのに要した石数は7個、辺だと11個、中央だと16個です。
これでおわかりになりましたね。
地を作るのが少ない石数なのは隅、辺、中央という順番なのです、よって布石の段階でも石を打っていく順番は隅、辺、中央なのです。

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